🌸解釈の違い🌸

先日テレビをザッピングしてたらメイクレッスンをしていた。

主婦向けのメイクのレクチャー。

そのメイクアップアーティストさんが眉を描くとき

『未だに薄い眉を書いている人が居るけど、黒い眉をお勧めします！

誰かが眉が黒いと性格がキツく見えると、無責任に言ってたけど、皆さん黒いほうが上品に見えます！』

描いた眉は黒くて細い。

本人もゲストも大きく頷いて納得していた。

ここで、解釈の違いと誤解がある。

この人が言ったセリフこそ無責任。

誤解を招くし、視覚言語の事を理解していらっしゃるのか？

定かでは無いけど、もう少し配慮が欲しい。

皆さんに誤解して欲しくないので

補足しましょう。

まず

黒い色が強いのは確かです。

＊この主婦が何を求めているのか？

それを無視して黒い眉＝上品を提案するべきなのか？

まあ、それは置いといて視覚言語のお話をすると。。。

色はその色を観て多くの人がどう感じるか？

が問題になる。

黒は色の持っている性質から言うと、

強くて硬いイメージがある。

真面目、硬い、誠実、堅実、凛としているetc...

これを上品というならば間違いではない。

皇室の女性が茶眉ではないのは、そういう事です。

では、上品さが欲しいと思った人が皆んな黒くて細い眉をしたらどうでしょう？

短所を言えば、

遊びがない、近寄り難い、お硬い、気が強そう、厳しそう、怖そう、神経質etc...

なので『黒は強く見える』も正解なのです。

昭和初期の花嫁さんは白い顔に黒と赤の組み合わせ。

この化粧を子供が怖いと感じる率は高かった。

幼稚園の先生には向きませんね（＾＾：）

そして、細い眉の形は

神経質、老けて見せる（年齢による）

眉弓骨を出して眉山を上げる事で

気を強く見せる（長所は垢抜けて見える、キレイ系）には適しています。

目の大きさや顔の輪郭、年齢、全てのバランスもあるし、万人に向けて、

細く黒い眉がトレンドと言うには少し乱暴です。

黒眉でなくても茶眉でも、優しさがあって上品に見せる事ができます。

私のレッスンに来る人は

何故か『癒し系で親しみやすく見えたい』の人が多いです。

私はどちらかというと、凛としたカッコイイ系の顔が好きですが、

私の好みを押し付ける事はしません

（＾＾）💕